これは「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展の大阪展(会期:2019年8月27日〜2019年12月8日)が国立国際美術館で開催されたときに購入したポストカードの一つ。当展覧会では、装丁に惹かれて思いの外分厚い図録も一緒に購入したのだけど、未だにページを繰ることすらしていない。
クリムトやシーレという副題がついているので、彼らの作品がメインに感じるが、そうではない。世紀末芸術がデザイン的な方面で展開している様子を概観できたので、個人的には大満足だった。むしろ出品数が多すぎて満腹になり、後半は追いかけるので精一杯になってしまったほどだ。しかし、これは単純に私のキャパの問題だと思う。
ウィーンのモダニズム文化の萌芽から、いわゆる世紀末の豪華絢爛な芸術運動へと繋がる軌跡を辿る展覧会だと、展覧会概要では示されていた。
建築家オットー・ヴァーグナーやアドルフ・ロースにも触れられていたのが印象的だった。などと書いていたら、ポストカードの説明をするのが億劫になってしまった。
https://artexhibition.jp/wienmodern2019/
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